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豪11年半ぶり政権交代首相は親中派、イラク撤退へ
11月24日19時41分配信 産経新聞
【シドニー=藤本欣也】ハワード保守政権の継続か否かが争点となったオーストラリア総選挙の投票が24日、行われた。即日開票の結果、国営テレビによると、最大野党、労働党が過半数を制し、11年半ぶりに政権を奪取した。1996年の発足以来5期目を狙った与党、保守連合(自由党、国民党)のジョン・ハワード首相(68)は退陣、労働党のケビン・ラッド党首(50)が次期首相に就任する。
ラッド新政権は選挙公約に従い、イラクの豪州戦闘部隊約550人の段階的撤退と、京都議定書の即時批准を行う見通しで、イラクや環境政策にも影響を及ぼしそうだ。また、ラッド党首は中国語に堪能な親中派の政治家として知られ、中豪関係が一層強化されるのは確実だ。ラッド党首は一方で日本の調査捕鯨を厳しく批判しており、ハワード政権時代に進展した日豪関係にも微妙な影響が及ぶ可能性がある。
ラッド党首は、インドネシア・バリ島で12月に開催される国連気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)に自ら出席し、京都議定書の批准を宣言する見通しだ。国民1人当たりの温室効果ガス排出量が世界最多と指摘される豪州が京都議定書を批准すれば、先進国で批准していないのは米国だけとなる。
ハワード首相はブッシュ米大統領の盟友として「テロとの戦い」に積極参加し、イラクに約1500人、アフガニスタンに約1000人の豪州部隊が駐留している。ラッド党首はアフガン駐留はその必要性を認める一方で、イラク戦争は大義なき戦争として非難、戦闘部隊約550人の段階的撤退を進める見通しだ。
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(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071124-00000930-san-int)
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